職場に上司と常に2人だけの環境は本当に辛いです。とてもご機嫌で怒らなくて、息ぴったりの上司なら何とかやっていけるかもしれませが、厳しい上司の場合は全く違います。
僕の職場では、入社当時は先輩が1人いて3人の職場だったのですが、先輩が転勤になり、2人の職場を経験することになりました。上司と2人だけの職場は、とても辛かったので、同じように苦しむ人の参考になればと思い、書いていきます。
どちらかがしなければ、様々な業務が終わらない
2人だけの職場なので、事務所で何かあれば、必ずどちらかがやらなくてはいけません。
ゴミ捨てや掃除をやっておくのは当然なのですが、他の業務も多忙だったため、気が回らないときや、どうしてもできないときもありますが、「やっていない」という事実は残るので、そんな時は後でグチグチ言われました。
上司と2人だけの職場では、事務所の空気は上司の機嫌次第
事務所には2人しかいませんので、何らかの原因で上司の機嫌が悪い時は最悪です。ご機嫌を取ろうと試みたこともありますが、そんな簡単なことではありません。
また、機嫌が悪くなるたびに機嫌取りするのも段々と疲れてきます。そうなると、機嫌が悪い日は黙って作業し、何もなく過ごせることを望むしかありません。
すべては上司次第で、他の人がいないので、中和してくれる人もいませんし、他の人の目もないです。部下1人しかいない環境ですので、上司も自分の機嫌が悪いのをわざわざ隠したりはしないのです。
業務のミスは事務所の空気の悪化に直結
何か業務でミスをした時には、ミスを怒られるだけでなく、事務所の空気がとたんに悪くなります。
たくさんの人がいる事務所では、他の人も聞いているからと配慮もあり、怒り方にも最新の注意を払うと思います。
でも、自分と上司の2人だけなので、どんな怒り方をしても誰も聞いていません。
優しい怒り方の時もありますが、2人であるが故に言い方が普通の職場よりキツイことが多いです。
怒られたあとは、落ち込みますし、上司も怒りが収まっていないなどで、気軽に話しかけたりはできません。
事務所の空気がピリピリする中で仕事をしなくてはいけないので、精神的にしんどかったです。
事務所の空気を良くするために
少しでも事務所の雰囲気がよくなるようにやっていたことがあるので、思い出せるだけ残しておこうと思います。
掃除、ゴミ捨ては率先してやる
簡単なことなのですが、意識しなければ続けることは難しかったです。
でもこれが一番上司の機嫌が良くなる方法だったと思います。
朝出勤したら、掃除をすることが半分義務のように会社方針であったので、少し早めに出勤して、トイレ掃除、フロアの掃除機がけを終われせておきました。
早い時間にアポが集中するときは、掃除ができなくて、上司がやっている日が続きました。
そうなると、やはりどんどん機嫌が悪くなります。家事分担でもめる夫婦と似たようなものなのかなとも思いましたが、上司と部下なので、全く別ですよね。
ゴミ捨ては夜に出しても大丈夫だったので、決まった日にだしておくことが多かったです。でも、業務が忙しいと忘れてしまうこともあり、次の日に「出しといたよ」とチクっと言われることもありました。
掃除、ゴミ捨てを上司がしなくていいようにしておくことは、本当に重要だなと感じました。
上司の雑務を手伝う
当然なのですが、自分より上司の方が仕事量が多いです。自分の仕事が終わったからといって、毎日上司より早く帰っていると、どんどん上司の機嫌が悪くなっていました。
そこで、帰る前に上司に「何か手伝えることはありますか?」と聞いてから帰る習慣をつけるようにしました。
すると、数字の打ち込みやら、販促物の作成など、ちょっとした作業を手伝ってから帰るようになりました。
何でもいいので、上司の仕事がひとつ片付くとやはり機嫌が良くなるものです。ちょっとしたことではありましたが、積み重ねで信頼もされて、事務所の雰囲気改善に役立ったと思います。
普段手伝っているので、用事があって帰りたい時は、早めに気分良く返してくれたり融通も聞きやすくなるので、他の職場でも使えるのかなと感じています。
2人の職場は精神的に良くない
色んな方法を使って、雰囲気を少しでも良くしようと試みましたが、結局は人数がある程度いる職場に行くのが一番でした。
地方営業所から、本社に戻ったときには、同じような状態にはならなかったです。上司に怒られても、周りの目もあるので、ずっと険悪な状態が続くこともありませんでした。
また、周りに人がいるので、ちょっとしたことでも話ができたりして気分転換もできました。
人員配置を2人にしている会社はあまりないと思いますが、その配置方法にも問題があると思います。
切実に2人配置の職場にはもう戻りたくないです。もし、2人だけの職場に苦しんでいる人がいたら、環境を変えることをおすすめしたいです。