新卒で地方の配属になった…。新卒で地方に配属になるメリットとデメリットについて

新卒で地方の配属になるのって大丈夫なんだろうか…。不安を抱えながらも僕は、新卒で入社した会社で地方への配属になりました。知り合いもいない、縁もゆかりもない地方都市での暮らし…。丸三年、約1000日の間、新卒で地方配属になってた僕が感じた、メリット、デメリットはなんだったのか紹介します。

新卒で地方の配属ってどうなの？不安に思う方へ何かしらの情報になればと思います。

新卒で地方の配属になるメリット

新卒で地方に配属になることのメリットは大きくは3つです。主に自身の成長をさせたい人にとっては、かなり良い環境ではないでしょうか。充実した地方配属ライフを送るには、一から人間関係を構築していかなくてはならないので、コミュニケーション能力が試されます。

新卒で地方の配属になる場合は、自分の全く知らない、住んだことのない地方の場合も多くあります。住んでいる人の雰囲気や、話し方、文化の違いなどもあるでしょう。

特に「方言」「話し方」は顕著です。イントネーションの違いで、違う地方の人間だと警戒されたり、また優しく接されたりと人によって様々な対応をされます。

ある場所では出身地の方言を出さないようにしたり、地元の人のイントネーションを真似たりして、どうすれば良いのか、考えるクセがついていきます。

また、知らなかったこと、食べたことのないものなどにも、多く出会えるので自分の経験値は大きくあがるでしょう。

新卒で地方に配属されると、「あの地方に配属の○○は最近どう？」などと、配属した役員・本部長などは結構気にしてくれます。

面談などがあれば、地方まで来てくれることが多く、本社に比べて一回のアピール時間は長いです。

うまく話すことができれば、本社の同期よりも早く昇給などに繋がることもあります。

元々一人暮らしをしていたなら、そんなに気にはならないかもしれません。でも、ずっと実家に暮らしていたなら、新卒で地方の配属になることは、強制的ですが、一人暮らしをするチャンスです。

地方への配属となると、家賃の補助も手厚いことが多いので、お金に無理なく一人暮らしをできるでしょう。

また、家賃補助をもらえる場合は、実質的に給料が上がっているのと同じ状態と言えます。一人暮らしをしたいなら、地方配属になることは大きなメリットです。

新卒で地方の配属になって感じたデメリットもたくさんあります。人によったり、企業によっては違うかもしれませんが、一意見として取り入れてもらえたら嬉しいです。

地方に配属になると、どうしても本社の最新情報は取得しにくくなります。本社であれば、聞き耳を立てていれば入ってくる情報が地方だと、どうしても正式な公表があってからになるのです。

ただ、本社の同期と連絡を取り合える環境なら、色々と情報交換できて最新の情報も気軽に手に入れれるので、仲の良い同期は作っておくのがおすすめになります。

本社では定時が守られているのに、地方だと残業が多い…なんてことは結構あります。（逆の場合もあります。）

こればかりは運だとしか言いようがないので、配属前は早く帰れるって聞いてたのに…みたいなことが有り得るので、号に従うしか有りません。

どうしても環境に耐えれない場合は、人事に相談すると本社に戻してくれることもあるので、仕事を辞める前に一度検討してみるといいです。

知り合いがいない、休日に話す人がいない。これが一番キツかったです。

出勤しているときは、会社の人や取引先の人と話すので、問題はないですが、休日になると一人であることを実感します。

年の近い先輩や同じ配属先に同期がいれば、休日も遊ぶことがあるかもしれません。ただ、新卒の一人配属、年の近い先輩がいない…と休日は辛いです。

今は少し前よりも、ネットでの出会いがオープンなので、積極的に友達や恋人を作っていくのがいいかもしれません。スタートが遅れるとずるずる一人の時間が長くなるので、早めに行動したほうがいいです。

新卒で地方に配属になったからといって、出世や昇給が遅れることはないですし、むしろ家賃補助などで、総支給額で考えるとお得な場合も多いです。

人によってメリット、デメリットに感じることは様々ですが、自分次第で何とかするしかありません。もし、どうしても地方配属が無理だ…地方にこれ以上住みたくない…。という場合は、一度本社に相談して、それでもダメなら転職を検討するのがいいです。

僕も転職経験者ですが、全然転職アリな時代になっていると感じています。もし悩んでいる場合は、一人で抱え込まずにまずは転職エージェントに相談してみましょう。

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