上司と2人だけの職場って部下側は本当にしんどいです。一緒に働いていた定年間近のおじさんが本社の工場に帰ることになってから、1年振りに上司と2人だけの職場環境が続いていました。
顔を見るだけでもため息が出る日が毎日で、出勤するのがとてもしんどかったです。辛かったことについて日記が残っていたので、振り返っていこうと思います。
上司は自分の思い通りに部下が動かないと不機嫌になる
上司は朝早く来て早朝残業をしながら、仕事を片付けるスタイルを取っていました。
効率がいいからといって、僕にも朝は早く来るように言っていて、朝僕が早く来れば機嫌は悪くなくて、定時ギリギリに来たならお説教される状態になっていました。
上司と2人だけの営業所なので、僕が他の部署の人に状況を言わない限り、全く外部には営業所の状況は伝わらないです。
なので、営業所は上司のルールが絶対で、違うことをしたりルールから外れればお説教という形が出来上がっていました。
体調悪そうに出勤するとプライベートについてもお説教
休日は友達と飲みに行くのが唯一の息抜きであって楽しみで、月曜日が来て会社に行くのが嫌で、休みが終わってほしくなくて、日曜日も終電まで飲んで帰ることが多かったです。
なので、月曜の朝はどうしても寝不足と飲み過ぎで体調は不調でした。(もちろん業務はきちんと終わるように水を飲んだり回復には勤めてきちんと仕事はしていました。)
上司は、元気ではない様子の僕をを見て、休み明けなのに疲れが取れていない状態が気にくわないようで、体調が良くないことについてよく怒っていました。
定時には来てるのに…
ちゃんと定時までに出勤して、帰るまでにはやるべき仕事もやって終わらせているのに、お説教されるのが本当に嫌でした。
上司からすると、休みをあげているのに体調が不調になっているのが気にくわないらしいです。休みを取って休んだのだから、体調が良くなっていて当然という考えの人だったのでしょう。
今までは、上司の言うことを疑わずに聞いて、休日も次の日に備えて家でゆっくりするようにしていました。でも、その結果は仕事だけの毎日で、彼女にも振られて友達もいない寂しい日々でした。
もう上司の言いなりにはなれない
仕事だけをする上司の言うことは、全部については言いなりになることはもうできなかったです。
上司は親も兄弟も近くにいて、既にお嫁さんも子供もいて、当時の僕のように恋人を作ったり友達を作ったりすることが必要ではない状態でした。
同じ境遇でない人間に上司と同じことを求められても対応なんてできません。上司は自分に都合の良い、自分の分身を作りたいと考えていたのです。
上司に報告せずに定時で帰ると怒られる
仕事終わりに予定を入れて、残業をせずに早く帰ろうとしていた日が何回か続いたら、すごく怒られることに。僕は仕事をちゃんと終わらせて帰ろうとしているのに、上司は黙って自分より早く帰ることを許せないらしい。
自分の仕事が終わっても、上司の仕事が終わっていなければ手伝う要因として段取りされているようで、1人だけ先に何も言わずに帰ることはNGという上司ルールになっていたのです。
それを知ってからは、定時で帰るときは前日までに報告をして、予定があることと定時で帰る段取りをしていることを伝えなくてはいけませんでした。
上司ルールに納得できなかった
今考えれば「大人になって対応すれば良かったのかな」とも思うけど、定時になって自分の仕事が終わっていたら帰ってもいいはずです。
僕は、とにかく何でも報告しないといけない状況にとても納得がいってなくて辛かったです。
それに、私生活で考えていること、大事にしている価値観が合わない上司とあまり話をしたくないと思っていたので、いちいちプライベートのことまで報告するのが嫌でした。
穏便に過ごすには、とにかく上司のペースに合わせて言う通りにしないといけない
上司の言うことに違和感があっても、それに意見すると上司の理論で圧力をかけて押し込まれる。上司と自分の2人しかいない職場では上司が絶対的に強くて何を言っても無駄で、言っても空気が悪くなるだけでした。
自分でも理解しているのですが、僕は昔から表情や雰囲気で感情が漏れやすいです。なので上司にも「あなたと関わりたくない」という感情が隠せていなかったのでしょう。
もう何も話したくないという雰囲気を隠せていなかったので、ギスギスした空気が上司と僕に流れていて、2人だけの職場は、ギスギスして居心地の悪い空間になりました。
上司と2人の職場で毎日を穏便に過ごすためには、とにかく上司のペース、上司の言うことに従うしかないということを経験しました。
従いたくない場合は、上司の会社からの評価を下げる覚悟で暴露して戦うしかないのですが、自分を仕事ができるようにしてくれたお世話になった尊敬している人ではあるので、その勇気はありませんでした。
社外の信頼できる人に相談して、心を少しでも軽くすることが必要
2人だけの職場で一度ギスギスした雰囲気になると、部下である自分から修復するのはとても難しいです。
上司と自分の2人だけの職場という環境を改善してもらえれば解決に向かうことができるのでしょうが、人員を2人だけで配置して放置をしている会社がすぐに動こうとはしません。
自分だけで解決することは難しいのですが、かといって会社の誰かに相談すると自分が現状を不満に思っていることが間接的に上司に伝わってしまい上司との関係が悪化します。
なので、社外の信頼できる人に相談することが必要になってきます。
僕は信頼できる友達も恋人も家族も近くにいなかったので、なかなか誰かに打ち明けることができませんでしたが、辛い時には自分が信頼できる社外の人に相談するのが一番です。
長く心に問題を抱えたまま過ごしていましたが、実家に帰った時に家族に話を聞いてもらって心が少し楽になったことを覚えています。
心に苦しい想いをそのままの状態にしていると自分が壊れてしまいます。「心が壊れる前に誰かに相談!」は自分でも肝に命じておかなくてはいけません。
まとめ
- 上司と2人だけの職場では上司ルールが絶対
- 2人しかいないので何でも報告しないといけない
- 穏便に過ごすには上司のペースに合わすしかない
- 耐えられない場合は、関係が悪化する覚悟で社内に報告
- 社外の誰かに話して心を軽くすることが大事