先輩の異動が決定して上司と2人だけの職場になる

紫陽花 仕事

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友達作りは失敗し、彼女に振られた入社2年目の春、3つ上の先輩の異動が決まった。先輩の取引先をほぼ全部引き継ぎ、上司と2人だけの職場環境が始まる。人生でこれ以上辛かった時期はないです。これからのためにも振り返っていこうと思います。

紫陽花

先輩は上司と馬が合わなかった

入社して配属された地方の営業所では、上司・先輩・僕の3人の部署だった。仕事をするうちに、上司と先輩は揉めることが多く、馬が合わない関係なんだなと感じていた。

上司は正しいことを言っているが、先輩の気持ちを考えれていない。先輩は仕事に疲れ切っていて、自分の考えを曲げず上司の言うことを全く聞かない。なのでいつも平行線で喧嘩のような言い合いをしていることも多かった。

上司はもともと介護の現場の所長をしていて、前の職場に比べて今の職場は全然いい環境だと思っているタイプで、割と仕事人間。残業も休日出勤も気にせず仕事をする。

かたや先輩は、仕事とプライベートの両方が大事で、決まった時間でできないものは仕方ないと考えるタイプ。

僕からすれば、どちらも正論を言っているように見えた。だからお互いを理解しない2人はいつまでも平行線だった。まあでも、休みを休めなくしている上司のやりかたは問題ありだと今は思う。

先輩はずっと異動希望を出していた

上司と馬が合わず異動したいことを先輩はずっと本部に言っていたようで、それが叶っての異動だったよう。

本社で欠員が数名出たため、そちらの人員対策で異動になった。なので、代わりの人が僕の所属する営業所に配属はされなかった。

でも、ずっとしんどそうに働く先輩を見ていたので、異動できて幸せそうでよかったなとも思った。

引き継ぎ期間が短く、わからないことだらけ

先輩の異動が決まったのが、4月の中旬で、異動は4月末。もともと得意先の多い先輩なので引き継ぎの時間が足りなすぎる。

加えて、新人ではやったことのない仕事や事務処理が大量にあって、それを覚えるのも大変だった。実際にやったものをチェックする間も無く先輩は異動してしまったので、やりかたは不明確なまま…。

わからないことを自分なりに調べて解釈して挑戦してみるものの、上司から「間違っている」「何でできないんだ」「引き継ぎしてもらってないのか」と怒られる毎日。

やったことのないものをいきなりやれと言われてできる人間だったら、もっといい会社に入ってすごいことを成し遂げてるって…。

先輩のやりかたが独特すぎて困る

先輩が独特の売上の作り方や、不自然な売上を残していたりしたので、引き継いだ得意先の業務は大変だった。

新人でわからない中、忙しい上司を捕まえて教えてもらうよう頼んだが、2人しかいないので上司がいないと聞ける人がいない。

先輩も本社に戻ると別の業務で忙しく、なかなか聞くことができず独自のものを自分で解読するしかなかった。

3人でしていた業務を2人でする忙しさ

単純に考えても1人減った分の仕事を後の2人でカバーするのでとんでもない忙しさだった。

ただでさえ忙しかった上司は、もっと忙しくなり、もう1人は新人の僕。聞きたいことや確認したいことがあっても、忙しすぎる上司はイライラし、なかなか聞くことができない。

なので、仕事はどんどん溜まっていき、休めない毎日が続いた。

日祝だけの休みになり、ストレスで湿疹が止まらなかった。湿疹の部分は爛れてジュクジュクになりひどい状態だった。

忙しすぎて休日は寝るだけで誰とも会わず、彼女と別れたことを引きずり落ち込むことも多く生きた心地はしなかった。

とにかく心身ともにボロボロで、限界だった

頑張る気力もなく、でもやらないと誰も代わりにやってくれない。終わらないことを必死に終わらせようと目の前の業務にだけ取り組んだ。

心の拠り所もなく、ただ仕事をするだけの毎日で心身ともに限界でした。

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