期末の追い込み

追い込み 仕事

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働いていた会社では、7月末が本決算だった。なので7月は足りない数字を埋めるために、休み返上で働いた。やったことのない仕事を分からないなりにやりながらの期末の追い込みは本当に大変でした。

追い込み

体調を崩した

もともと小さい頃から毎年夏場に風邪を引いていました。毎日忙しくて、家に帰っても、ご飯を作る元気がなくて食べるのが面倒になって野菜ジュースしか飲まずに寝ることもよくあったため、案の定体調を崩しました。

体調を崩したからといって、代わりに働いてくれる人はいません。重たい体を引きづりながら出勤し、営業活動をしていました。

頭は痛いし、喉も痛い。でも目の前の仕事はどんどん増えていき、上司から数字について詰められる。頭がぼーっとするのでうまく答えられず怒られる。体調を崩すのは自分の管理が甘いからだ、体調を整えるのも仕事のうちだとも言われた。

別になりたくて風邪を引いたわけでもないし、そんな言い方をされるのはすごく辛かった。

激務で体調がピークに悪くなった時に、おじいちゃんが亡くなった

夏風邪が悪化して、これ以上働くのは肉体的に辛いっていう時に、おじいちゃんが亡くなった。

一応慶弔休暇はある会社だったが、本当に取れるのか不安だった。上司に聞いてみると、家族の葬式などは何をしてでも行くべきだと言ってくれた。

風邪で体調を崩したときは、鬼のようなことをいう人だと思ったが、体育会系なだけで、大切なところはちゃんと取り合ってくれるんだと思った。

でも、部長は違うかった。人員がいない中で決まっている予定はどうするんだ?と聞いてきた。部長はこちらのフォローに入るのをすごく嫌がっているなと察した。

上司に相談して、お通夜だけ行ってすぐ帰ってくるしかないのか聞くと、部長に取り合ってくれてお通夜もお葬式も参列することができた。

おまけに体調も悪いことを考慮して二日の休みをくれて、体調を少し回復させることができた。

元々もういつ亡くなるか分からない状態だったおじいちゃんが、僕に休みをくれたのかなと思った。不謹慎かもしれないけど、本当にこの時はおじいちゃんのおかげで休むことができたから、お通夜とお葬式に参列中も感謝を述べた。

休んだ分、やはり戻ってきたら売上の追い込みは厳しかった

慶弔休暇をもらった分、迷惑をかけた分、期末が終わるまで休みは週1で頑張るしかなかった。休んだ分の売上を追い込むために、残業時間も伸ばして、できる限り働いた。

来期の売上目標書類などの提出物や新商品の登録書も山のようにあって、やってもやっても仕事が終わらなかった。

毎日近所のスーパーが閉店する時間に帰宅し、帰ったら寝るだけの生活が続いてた。

それでも何とか毎日大量の仕事をやり続けて、期末を乗り切ることができた。

個人の目標は達成したけど…

追い込みも頑張って、上司のいうことにも応えて数字も何とか達成した。でも、本部からの評価は、他の同期と同じだった。売上も一番大きく、人員も少ない中、仕事だけのために時間を使って頑張ってきたのに…。心の中で頑張る意味を失った瞬間だった。

プライベートの時間をほとんど失くしてまで、仕事に向き合ってきたのに全く評価されない。それどころか仕事のやり方が悪いとまで言われる…。

終わらない仕事量の中、人員削減したのは本部の人間なのに、言いたい放題言ってくる。

この時、次の会社でも働けるぐらいのスキルが着いたら、この会社をなるべく早く辞めようと思った。

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