会社に不満だらけで、会社を辞めようと本気で考えた

冬の景色 仕事

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冬の景色

新卒で入社して、地方配属になってから三年目に入る前の半期決算での評価も、周りと足並みを揃えた評価で、全く変わりませんでした。年功序列制度がこれでもかというぐらいに存在する会社だったので、上司も僕も全く評価があがりませんでした。上司もめちゃくちゃ働いて、成果を出していたのに全然昇進せずに現状維持…。その頃のことについて書いていきます。

丸2年働き成果を出せば何か変わると思ったけど

この頃は、新卒で入社して、丸2年が経とうとしていた。2年も働けば会社のことは大体理解してきて、自分の仕事も1年の流れも分かって、1人でも何とか仕事ができている状態。

一人立ちして、周りの同期よりも、他の部署よりも人数も少なく大変なのに、やっぱり評価は一律評価。

給料の上げ幅も、新しく来ていた補助のおじさんとも何の変化もなく、むしろおじさんは転勤を受け入れたということから仕事はできていなくても評価は一番いい評価。

残業時間も長く、仕事を頑張っていた自分としては、頑張っても報われない現実に、全く納得できず、心がポキっと折れる音が聞こえた。

会社を辞めようと思ったのがこの時期

プライベートを犠牲にしてきて、上司のいうことを聞いて一生懸命に仕事をしてきたのに、プライベートも充実させて残業もほどほどにしている同期と何も変わらないお給料と評価。

仕事は全然できないのに、一切の否定をしないから評価・給料が異常に高いおじさん。

責任を持って一生懸命売上を作って、採算も考えて働いているのに、全く評価されない上司。

将来このまま今の会社で働いていて、僕は自分のことを好きでいれるのか、幸せだと思って毎日過ごせるのか、想像ができなかった。

将来ずっとこの会社にいたら、一緒に働いているイエスおじさんみたいに、自分もいつかなってしまうんじゃないか、そう思ったら辞める以外に選択肢は考えられなかったです。

会社を辞めるために、どうすればいいのか考えた

人生経験も社会人経験もまだ浅い、入社3年目の僕なりに、どうすれば会社を辞めても過ごしていけるのかを考えた。

地方配属で社宅に住んでいるということも考慮した上で、社内規定を家で細かく読み返して結論を出しました。

社内規定を必ず読む

社内規定を読み込み大事さをこの時とても理解しました。株式を上場している会社ではなかったけれど、全国展開をしているそれなりに大きな会社ではあったので、社内規定はしっかりとしたものが存在しました。

ただ、直接紙やデータで渡されたりはしていなく、社内のデータバンクに置いてあるだけです。なので、自分で調べてデータバンクにアクセスし、読んで理解する必要がありました。

データバンクにはアクセスはできますが、どこに何が置いてあるかは探さないと出てきません。読んでほしくないのか、わかりにくいところにバラバラに置いてあったので、全部探して読むのは大変でしたが、必読だと思いました。

退職金の制度や、社宅について、退職の時期についてなど、必要なことはすべて書いてありました。

1年ぐらい過ごせるだけの貯金をする

長く見て1年間は過ごせるだけの貯金をしておくことは、最も重要なことだとは、一人暮らしを2年していたのですぐに理解できました。

奨学金の返済もあったので、人より少しコストはかかっていましたが、その分も含めて1年分あれば、失業保険も合わせて何とかなると思いました。

社宅にはもう住めない

辞めることを前提に社内に誰かに話して聞くことはできないので、想像と社内規定を読むことでの憶測でしたが、やはり社宅にそのまま住むことは難しく、会社を辞めたら家を出て行かなくてはならなかったです。

なので、引っ越しの費用も余分にお金が必要になります。実家に帰るにはかなりの距離があるので引っ越し費用もそれなりに必要だったので、このまま地方に住むのか、実家に帰るかの選択もしなくてはなりませんでした。

今すぐには退職金は出ない

社内規定を読んだところ、働いて丸3年経過しないと退職金は出ないみたいでした。

退職金制度についても細かく決められていて、当たり前ですが、勤続年数が上がるたびに、退職金も上がっていくみたいでした。

3,5,7みたいな刻み方と、自己都合、会社都合とで倍率も違っていたところも、まあ普通なのでしょうか。

退職届けを出すタイミングはボーナスの査定後に

勤めていた会社では、ボーナスが出るのは3月と9月でした。査定は2月と8月なので、その査定が終わった段階で退職届を出そうと計画しました。

査定前に退職届けを出してしまうと、査定を下げられる可能性はとても高かったので、せっかくもらえるボーナスが下がってしまいます。

そうなっては仕事を辞めてからの暮らしに関わってくるので、何としても働いた分は正当に評価してもらわなくてはいけません。

ボーナス査定後は社内の人事編成があるので、少し迷惑をかける場合もありますが、それよりも自分の身を守ることが大切です。とはいえ、査定が終わってからすぐに言えばそこまで迷惑もかからなそうなので、そこを狙うことに計画しました。

会社を辞めることは絶対秘密に

会社を辞めることは決意を固めましたが、たとえどんなことがあっても絶対に漏らしてはいけないと考えました。

先に辞めた同期から話を聞いていたのですが、辞めることがわかると引き止めがすごいらしく、かなり大変とのこと。

また、ただでさえ忙しい仕事が余計な面談などで、時間がなくなり更に大変になることが予想されたため、絶対秘密です。

誰にも言えないのはなかなか辛いところでもありますが、決意を胸に今後1年を乗り切ることにしました。

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