2014年の4月〜2017年の6月まで地方で一人暮らしを経験しました。行ったことのない、見知らぬ土地で、友達はおろか親戚すらいない土地での生活を経験は辛かったけど、今思えばとても貴重でした。前までは、仕事で嫌だったことをまとめていたのですが、今からは時系列で何があったか自分でも整理しながら、書いていきたいと思います。ここから何回かは、少し日記みたいな書き方になりますが、見てもらえたら幸いです。
配属が地方だった
最後の学生生活を過ごしている2月頃に会社から面談があり、呼び出された。
人事部長から地方配属を命じられ、てっきり本社で1年ぐらいは勤務すると思っていたのにどんでん返しを受けたようだった。
大学の1回生のときから付き合っていた彼女には号泣され、遠距離恋愛をすることにもなった。
早く戻ってくるか、結婚するかどうにかしようと考えるようにして何とか自分の気持ちを落ち着けて、配属を受け入れることにした。
引っ越し準備期間を事前にもらえない
ずっと実家で暮らしていたので、生活用品なども全くないので、勤務が始まる前に住むところを整えたかったし、それが普通だと思っていた。
でも、会社の経営状態が悪かったらしく少しでも経費を抑えるために僕は上手く利用された。
一週間は本社で研修があったので、それが終わってから入居手続きをするようにと言われた。事前に行きたいとお願いしたにも関わらず却下だった。
この時点で会社に若干の不信感をもったが、初めての会社だったので、辞めるという考えもなく、おとなしく従うことにした。
ガスが使えない一日
研修が土曜日まであったので、実質引っ越して手続きをして準備をするのが一日しかなかった。前日は研修が終わった後のコンパがあったので、帰りが遅く、疲れも溜まり引っ越し当日の日曜日は少し遅くなってしまった。
これは、自分の段取りが悪かったけど、他にもいろいろな用事があってガス業者の立会いが間に合わず、一日ガスが使えなかった。
ガスの立会いだけは、絶対に入居当日かそれまでにやっておかないといけないなと学んだ。
これも幸いだったのが、探したら近くにスーパー銭湯があったので、会社までの道のり確認のついでに一日目はスーパー銭湯に行くことに。本当に助かったなと感じた。
電気がついていない
電気は電話で開通してもらうことができていたので、電気自体は使用できた。でも、入居したマンションがチェック不足で蛍光灯はついてない…。
近くにホームセンターがあるマンションを選んでおいたので、何とかなって、急いでLEDライトを買いに行って設置。
危うく電気も付けれない生活をするところに…。研修の疲労もあるのに、引っ越しの疲労も凄まじく、くたくたで休んだ気がしなかった。
止まらない下水の臭い
部屋中が下水の臭いがして、めちゃめちゃ臭かった。原因が分からずとりあえず芳香剤と消臭剤を買って対応してみた。
一応過ごせたけど、臭いが辛くて窓を常に開けてた。田舎の方だったので、窓を開けると空気がとても良くてそれだけは救いだった。
色々探ってみると、どうやら脱衣所の洗濯機設置場所か、お風呂の排水溝かが原因なのを絞ることができて、とりあえず脱衣所の扉を閉めて生活するようにした。
配属先への出勤一日目
営業所の所長と先輩に挨拶をして、朝の掃除を開始して、業務を教えてもらっていた。
会社から支給されていた携帯の連絡先を所長、先輩と共有。とりあえず何かあったらすぐに報告するようにとのこと。連絡が取れないのは本当にだめだと教わった。
なかなか言い出しにくかったけど、所長が「家整った?」と聞いてくれて、引っ越しを事前にさせてもらえなかったことを話した。
すると、本社の人事部長にかけあってくれて、引っ越し休暇をもらうことができた。本当に所長には感謝だったけど、人事部長のことは本当に許せなかった。
あんな適当なやつが人事部長なのかよって思うと会社に不信感が出てきた。でも、一生懸命仕事を覚えて、安定した生活をして、彼女と暮らそうと思っていたから、人事部長のことは一旦置いておいて、目の前の仕事を頑張ることに集中した。
引っ越し休暇中のこと
洗濯機を設置しても下水の臭い収まらず…
引っ越し休暇をもらってまず、冷蔵庫と洗濯機、レンジと炊飯器を買いに行くことにした。これがないと、まじで生活できない。
洗濯機と冷蔵庫のスペックについては色々言いたいことがたくさんあるけど、それはまた今度にしようと思います。
洗濯機を設置してもらったので、下水の臭いが収まるかな?と期待したけどだめだった…
あとは、お風呂かな?と思って、パイプユニッシュとかしたけど、収まる気配がなく、マンションの管理会社に連絡。
洗濯機設置台の排水部分のパーツ不良が臭いの原因
臭いの原因は、洗濯機設置台。管理会社にも二択まで原因を絞った情報を伝えていたので、かなりスムーズに解明できた。パーツがひとつ外れていたらしく、下水の臭いが上がってきていたようだった。
入居時には窓が空いていたので、臭いにまったく気づかなかったけど、窓を閉めて部屋の臭いも確認しておかないといけないなと思った。
冷蔵庫も設置できたので、食材買い出しへ
非常食やら、加工食品といった疲れていてもすぐに食べれそうなものを中心にとりあえず買い出しして冷蔵庫に入れておいた。
一人暮らし用の冷蔵庫はすぐにパンパンになるので、よくないなとすぐに買い換えたくなった。自分も一人暮らしで料理をする方だったので、冷蔵庫は大きいのにしないといけなかったなと買って使ってみて分かった。
でも、これでとりあえず最低限の生活はできるようになったので、一安心で、会社から支給された携帯で所長に報告をして、出勤に備えた。
仕事終わりの生活について
配属してすぐは、あまりすることもなく、所長・先輩への同行だけだったので、定時ちょい過ぎの18時頃には退勤することができた。朝は8時出勤で休憩1時間なので普通のことだと思うが、定時で上がることはできないと後々には理解した。
でも、この頃は帰れていたので、帰り道にあるスーパーで食材を買って、自炊していた。
また、実家から送った服や荷物も整理できていなかったので、整理したりする生活だった。
テレビを買うまでは、することが本当になくラジオを聞く生活だった。また、ネット工事もできていなかったので、インターネットもギガ制限がくるのであまり使えなかった。
帰っても誰とも話すことができないので、かなり辛かった。仕事中も所長と先輩しかいないので、基本的にはこの2人以外とは話すことのない生活が続いた。
買い物をするときに店員さんと話して、やっと会社の2人以外と話したなと思うぐらい他の人と話すことのない生活だった。
休日の生活について
休日は家のことを整えるために生活用品の買い出しと、掃除洗濯料理でだいたい一日が過ぎる。
組み立て家具が多かったので、買った家具やラックを作っていたらだいたい夕方になっていた。
家が快適になっていくのは、とても気持ちよかった。全く生活できる状態じゃなかった家が、すこしづつ進化している気がしてウキウキだった。
あとは、バイクで近所を散策したり。生活圏を広げて、取引先のスーパーで買い物をして勉強もした。
仕事と生活の両方とも慣れていなくいっぱいいっぱい
この頃は、すべてが未経験で仕事も生活もいっぱいいっぱいでした。プライベートではだれとも気軽に話すことができず、寂しいなと感じる毎日でしたが、彼女とラインのやりとりをしていて、それだけが救いでした。
あまり電話とかはする方じゃなかったけど、彼女がいたから慣れない生活も頑張れたのかなと思います。