上司と2人の職場で、毎日上司はイライラして、小言やお説教を言ってくる。上司は仕事ができて営業成績も全社でもトップクラス。仕事のできる上司の下で毎日のように小言やお説教を言われているので自分に自信を持てなくなっていた。また、コンパで好きな人に出会ってデートをすることができたけど、うまくいかずに落ち込んでいた。自分に自信がなくて落ち込んでいた時、どんな風に乗り切ったんだろう。
上司の「できる」を、「できない」状態が続く
仕事で落ち込むことが多い毎日を過ごしていた。上司がスーパー営業マンで、売上もたくさんとってくるし、試食販売でのインパクトのある販売数量から説得力のある営業をしていた。
もしもの時は自分が何とかしますよ!というスタイルで売ることができる言わば裏技のような上司にしかできないスタイルだった。
自分の得意先は半分は上司から引き継いだ得意先だったので、君の上司は売ってくれた等のことをよく言われて比較されることも多かった。
上司のやりかたや売上の作り方は簡単に真似できるものではないし、社内の全国の営業マンの数字と比較しても異常だった。それを真似して基準にしないといけないのは本当に辛いし、できなかった。
僕も仕事のレベルも学校の成績で言うと10段階で6ぐらいの方だった。でも上司は10段階で20ぐらいのレベルで、とんでもなかった。
人と基準が離れたやりかたで、人と離れた考え方でやっている人のいうことを聞くのは実現不能なことも多く大変だった。上司のやり方は上司の中では普通でも、僕からしたら理解できないことが多かった。
でも、毎日上司から「何でできないんだ」「俺ならその半分の時間でできる」などとお説教をされる日々。
できていることも多かったはずなのに、毎日上司からいろいろとマイナスな言葉を受けていたせいか自分は何もできないんではないのかという気持ちになっていった。
好きになった女の子とうまくいかない
コンパおじさんのコンパで、趣味が合って話していて楽しい気になる人と出会うことができた。好きかもしれないと思って二回ほどデートをしたものの、自分のデートプランや積極性が足りずにうまくいかなかった。
その子は平日が休日で、休みが合わなかったりして会うのが難しかったりという環境的な問題もあった。でも、積極的にアピールして想いを伝えられれば、うまくいったかもしれない。
気になっていた彼女は、前の彼氏のことを引きずっていて、他に会っている男友達もいて、そんな彼女を前に僕は勇気を持ってアタックすることができなかった。
食事に行っても面白い話をできなかったし、彼女の元彼への想いを聞くだけでアクションを何も起こせなかった。
仕事では毎日否定されて、自分に自信もなくて、休日も楽しく話せる趣味もなくて「自分のいいところって何だろう」、彼女にとって僕は必要な人になれるんだろうか…と考えたら余計に自分で勝手に自信を無くした。
休みが少ない日々が続いていた
自分に自信を無くしていた秋の始めのころ、組織改変から部長が変わったので色々と雑務が重なって、土曜日出勤の日が増え、週6出勤の日が続いていた。
体はとても疲れ切っていて、リフレッシュのために友達と遊んだりすることも難しくなっていた。友達となんのことのない話をするだけでも息抜きになるのに、それが全くできずにずっと1人の時間を過ごした。
心が弱っている上に、体も疲れていて、リフレッシュもできない状態。そんな状態では思考がネガティブになってもおかしくない。
ゆっくりと休める時間をしっかりとること。無茶して働かないこと。この大切さが痛いほど改めて理解できた。